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三脚で写真が変わる!カメラに合った三脚選び

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さてみなさん、どんな三脚を使っていますか?

とりあえずそんなに使わないから安いやつでいいわ〜って方いませんか?実は三脚にもカメラに合ったものがあります。あなたのカメラに合った三脚の選ぶポイントをアドバイスします。実際、上を行くとキリがなくそれこそ何にでも言えるのですがブランドとかのこだわりもそうですし使い勝手的な部分などこだわりだすとやっぱり高くなってしまいます。今回は、初めて一眼レフを買った方でこれからはじめて三脚というものを購入予定の方に合わせたものをご紹介します。

気になるポイント

  1. 自分のカメラとレンズの重さを知ろう
  2. 三脚の種類を知ろう
  3. 使い勝手のポイントを知ろう
  4. その他こだわりのポイント

が主なポイントです。これに沿ってお話しします。最後にトータルでこんな方はこれをお勧め!といったアイテムもご紹介します。

自分のカメラとレンズの重さを知ろう

まず、はじめに最初にお話ししたように自分のカメラに合った三脚とはどうゆう事かというと結論から言うと、三脚には耐荷重といってメーカーが推奨する耐えられる重さが記されています。これがそもそも間違っていると三脚が重さに耐えられなくなり壊れます。実際に僕も最初に買った三脚は脚が折れたり雲台でロックしたはずなのに気付いたら徐々にズレたりしていました。よく量販店などに売ってる3,000円くらいの安い三脚は、コンパクトデジカメだったり、スマホだったり軽いカメラ用だったります。もちろん一眼レフは見た目どおりそれなりの重さがあったり、レンズの種類によってはその重さがプラスされます。その辺りを予め把握しておいて欲しい三脚がどれだけの重さに耐えられるかを分かっておいたほうがいいです。しかしだいたい耐荷重と三脚の重さは比例してくると思うので必然的に三脚も重たくなるんですよね。。。(笑)でも重たい三脚ってただ重たいだけじゃなくメリットも実はあるんです。なんだと思いますか?

風に強い!(笑)

確かに持ち運びに関して重さは大きなデメリットになるかもしれませんが、撮影の際によく撮影行った時に風などに影響を受けせっかくの写真がブレたりします。軽い三脚になればなるほどその確率はもちろん高くなります。荷物のリュックなど三脚につなげたり工夫をすれば多少防げますが、それでも多少の重さはアリかなって感じです。

話は少し逸れましたが、自分のカメラの重さを知るということ。これはお持ちのカメラの各メーカーサイトなどの取り扱いカメラのページの仕様に必ず記載してあると思います。ぜひ一度ご確認ください。レンズも同様です。

参考として例:CANON EOSkissX80(ボディ)が約485g+TAMRON 28-75mmF/2.8 XR Diが約510gで合計で約1kgですね。

三脚の種類を知ろう

続いては三脚の種類についてなのですが、結構いろんな種類がありますがここでは雲台について説明します。雲台とは下記の写真の赤い丸の部分です。

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実はここも大事なポイントで雲台でも使い勝手が変わってきます。どんな種類があるか整理すると

  • 3WAY雲台
  • 自由雲台
  • ビデオ雲台

があります。3WAY雲台とは一番よく見るタイプなんじゃないかなと思うのですが、3方向の角度など個別に調整ができるので構図をしっかり取れると思います。短所といえば棒の部分がかさばり収納時など邪魔になります自由雲台のメリットは構造上グリグリ動かして好きな位置でロックするだけのものです。収納時などスマートに収納でき持ち運びに最適。デメリットといえば細かい構図の調整には向きません。あとビデオ雲台とは上下左右を滑らかに動かすことができますのでビデオ撮影や超望遠などの撮影時に最適です。デメリットは縦位置写真が撮れません。

使い勝手のポイントを知ろう

使い勝手ですが、カメラを三脚に取り付ける部分でいうとカメラ直付タイプクイックシュータイプとあります。カメラ直付タイプはいちいち付け外しが手間ですのです。クイックシュータイプはカメラにアタッチメントを取り付けておきます。三脚に固定する際はワンタッチで取り付けが可能ですので、フリーハンドで撮りたい時にサッと外して撮れることができるのでお勧めです!

もう一つは三脚の脚の部分で3段ってタイプや4段ってタイプなどあります。脚のロック部の数になるのですが、これも地味に使い勝手が大切な部分です。3段だと三脚を伸ばす際にロック部を各2回を脚分(3回)で合計6回で済むのですが、4段だともう3回ロック部を外さないといけないので合計9回になりこれが地味にめんどくさくなります。(体験談)自分は3段を使っていますが、4段にもメリットがあります。それは収納です。4段タイプの三脚は収納する際の一番短くした長さが3段に比べて短くなります。よって最長時の長さはほとんど一緒なのですが、畳んだ状態は4段のほうが短いです。結論から言うと3段はサッとすぐ準備や収納を行いたい方にお勧め!収納時をできるだけコンパクトに収めたい方にお勧め!って感じですね。(4段の方が脚の太さがやや細めです)

もう一つはロックの形式にも種類があります。レバー式とナット式です。ロック式はロックする際にパチっと止めるだけに対してナット式はロックする際にナットをひねるタイプになります。ナット式は慣れが必要で女性などにはちょっと難しいんでないかなっと思いますのでロック式がお勧めです。しかしナット式のほうが構造が簡単なので故障が少ないとされています。

その他こだわりのポイント

その他になりますが、全部のメーカーのラインナップにはないのですが、フラットになる三脚もあります。

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こんな感じのものでフラットになります。これであればリュックやカバンにも容易に収納が可能になると思います。三脚ってどうしても収納時には三角になりますからね!アイデア商品ですね。

おすすめの三脚

とりあえずスタンダードな方!

ベルボン シェルパ435Ⅱ

一般的な入門機をお持ちの方で標準のレンズしか持ってない方はこれにしてけばまず問題ないと思います。国産メーカーでまず安心なのはベルボンとスリックですね。上記で説明した3WAY雲台と個人的にお勧めの3段タイプにしました。

※耐荷重2kgまで

SLIK プロ 330 EZ N

上記のだいたい同等モデルです。中身も同じように3WAY雲台に3段にしました。ちなみに初めて使った三脚はSLIKでした。

※耐荷重2kg

持ち運び重視の方!

SLIK フラット 225

上記の説明でも紹介した持ち運びが便利なフラットシリーズです。ベンローってメーカーにもあるのですが、国産メーカーのスリックの方が何かと良さそうなのでこちらではスリックをお勧めします!脚の段数は5段です。耐荷重は一応2kgとなっていますが、ミラーレスのカメラかAPSCタイプの一眼レフまでの方にお勧めです!

 ちなみに僕はこれを使っています!

マンフロット 190シリーズ

以前のSLIKの三脚が5年ほど使っていてある日突然脚の部分がポキって折れました。次買うならもっとしっかりした脚を買おうと思い色々調べました。このマンフロットはイタリアのメーカーで色も赤なども入っていてオシャレだったのと、耐荷重も異常なくらいあって実際に脚も太くしっかりしていました。ロック部も解除するとスルーって降りてきてかなり時短でした。もし壊れてもまたこれを買いたいくらいです。エレベーターの部分もパタンっと降りて真上、真下の撮影ができるのも魅力です!最長160cmの高さまで可能(エレベーター部除く)多少重さは否めませんが全然OKです!

 

最後に三脚を使った写真をご紹介!

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今の季節花火の撮影には絶対必須!実際に三脚を使って撮りました。風の影響もなくバッチリ撮れます!

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長い時間シャッターを開けることができるので水の流れなども消え止まっているかのような写真になります。

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工場夜景もこんなに素敵に大変身!絞りもしっかり絞れるしその分シャッタースピードも確保できます!

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夜の撮影には絶対必須の三脚をぜひ参考にして下さい!( ´ ▽ ` )ノ







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