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今年の花火撮影はいつもと違った方法で撮ってみませんか?

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いつもと違う花火撮影

いよいよ梅雨も明けて、本格的に夏の到来です! みなさんは、花火大会など撮影に行ったことはありますか?一眼レフなど買った年の夏は必ずと言っていいほど花火を撮りに行きますよね。周りの友達も花火の撮り方などよく聞かれます。花火の撮影はみなさんが思ってるよりも意外に簡単です。ある設定や理屈など理解できればとりあえず撮れます。でも、普通に撮ってもよくネット上で見る花火の写真をなんら変わりません。アイデアと工夫でみんなから「お!」って言われたい!そんな方にお勧めの撮り方を今回載せようと思います。もちろん定番の撮影方法もレクチャーいたします。

まず準備するもの

  • カメラ(バルブ機能あれば◎)
  • 三脚
  • 黒い紙もしくは板
  • リモートスイッチもしくはリモコン

以上があれば理想ですね!

カメラ(バルブ機能が付いているタイプ)

お持ちのカメラに「バルブ」という機能がありますか?要するにシャッターを開けっぱなしにできる機能です。最近ではミラーレスでも付いているカメラも多いので一度お持ちのカメラにあるか調べてください。もしなくても撮れる方法はあるので最後の方に説明します。マニュアルだと30秒までしかシャッターが切れないのでそれ以上開けようと思うとバルブという機能が必要というわけです。

レンズに関しては、お好みですが、特にこのレンズでないと撮れませんってことはありません。

三脚

これもマストアイテムです。花火は天候に左右されます。例えば天気が良くても風がなければ花火が上がっても爆発によって発生した煙が残ってしまって花火が曇って見えない場合があります。なので多少の風はあって欲しいのですが、風があれば当然、三脚もブレる要素として大きくあります。特に花火の撮影は多少長時間シャッターを開けっぱなしにするので、その間にブレたら写真もブレます。なので三脚は多少重たくて安定性の強いタイプをお勧めします!おいおいあなたに合った三脚の選び方の記事も書こうと思いますが、とりあえず簡単にいえばオモチャみたいな三脚ではブレるリスクが高いということです。三脚にはカメラの大きさ重さに合わせたタイプをご利用ください。小型の一眼レフをお持ちの方などであればせめてこのタイプの三脚をお勧めします。

 黒い紙もしくは板

さて、これは何に使うの?って感じですが、先ほどから説明して勘のいい人はなんとなくわかってきたんじゃないかなと思います!(笑)バルブ機能を使ってシャッターを開けて撮りますが、花火って「ぴゅ〜...ドンッ」って上がるように「ドンッ」の時だけ残したいんです。なので「ぴゅ〜」の時に黒い紙か板をレンズの前に被せるなどして隠します。そして、「ドンッ」のタイミングで黒い紙や板を上げて映るようにします。

リモートスイッチもしくはリモコン

最後に必要なのはこのリモートスイッチというアイテムです。そんなにブレにシビアなので、当然シャッターと押す瞬間のブレにも気を使うというわけです。しかもバルブ機能の最中はシャッターボタン押しっぱなしの状態なのでしんどいです。なので必須なのですが、マニュアルでシャッター速度が30秒以下の場合の方は、セルフタイマー2秒などの機能を使えば問題ないかと思います。あと、もう一つメリットがあり、手に握ったりしてれば暗がりの中でもシャッターの操作が容易にできるので非常に便利です。そんなに高くないので、ぜひ一つ持っていてもいいと思います。

では、いよいよ本題の花火の撮影に入るのですが、そのベースになるカメラの設定について、シャッターを開けてる時間なのですが、この撮影で注意点がひとつあって、一枚の写真に花火を何個も入れる撮影なので同じ場所に花火が重なるとそこの部分は白く飛んでしまったりし、直接試し試しになりますが、

絞り:F8〜F16程度

シャッター速度:8秒〜30秒以上

ISO感度:100

この範囲の中でやればまず撮れると思います。まずは、試しにF8で8秒から10秒程度からスタートして徐々に調整してみてください。

最初の一枚目に載せた花火の写真のような写真になるともいます。でも、今回のテーマである、

定番の撮影とはちょっと違う花火の撮影方法

をアドバイスも忘れていません!(笑)

いつもと違う花火撮影

いつもと違う花火撮影

いつもと違う花火撮影

いつもと違う花火撮影

花火撮影

どうでしょう?こんな感じの写真を撮ってみました!

ちょっと面白くないですか?簡単なんです。

どうやって撮ってるの?

では、解説ですが先ほどから説明している通り8秒から30秒以上シャッターを開いているわけですが、その開いている間にピントリングを回します。本来であれば、ピントを合わせてから固定になりますが、あえてそこからぼかすように行ったり来たりピントリングを回します。そうすると不思議?にこのような写真が撮れちゃいます!

 

この夏はこのような方法も参考にしてください♪

 

 







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