前々から存在は知っていたのですが、安く始められることもあって買ってみました「オールドレンズ」。そもそもオールドレンズとは?そのままですが、昔に作られた古いレンズのことです。今の時代になってお持ちデジタルカメラに専用のアタッチメントを取り付けることによって使えるようになりました。
カメラには専用のマウントといって取り付け部分に種類があります。
自分のカメラが何マウントか知ることからはじまります。
例えば僕がキヤノンの5Dmark2と60Dを持っていますのでEFマウントとなります。他には下記に簡単な一覧載せておきます。
メーカー | マウント名 | 対応機種 |
---|---|---|
キヤノン | EFマウント | キヤノンデジタル一眼レフ(EOS) |
キヤノン | EF-Mマウント | キヤノンミラーレス(EOS M) |
ニコン | Fマウント | ニコンデジタル一眼レフ |
ニコン | ニコン1マウント | ニコンミラーレス |
ソニー | Aマウント | ソニーデジタル一眼レフ |
ソニー | Eマウント | ソニーミラーレス |
オリンパス | マイクロフォーサーズマウント | オリンパス、パナソニックなどのミラーレス |
ペンタックス | Kマウント | ペンタックスミラーレス |
ペンタックス | Qマウント | ペンタックスデジタル一眼レフ |
自分のカメラのマウントがわかれば次にマウントアダプターを購入するのですが、その前に少しタイトルである「安く楽しめるオールドレンズの魅力!」の意味なんですが、オールドレンズって昔のレンズということもあって全部ではないのですが、
大体が安いです。
おすすめはM42マウントでネジみたいに回してカメラに設置するタイプです。
なんでM42マウントなのか?
専門的に説明はできませんが、昔は今ほど各メーカー毎に分かれていなかったのもそうだと思うのですが、規格がオープンだったことあったようで全世界に普及した定番マウントだったとか。歴史史上最も多種のボディや交換レンズをもったマウントになったようです。そのため安いレンズから高いレンズまで幅は広いですが、球数がたくさんあるため中古でかなりの数が出回っているので安く買えるのですね。
マウントアダプターの種類について
購入する前に注意点がございます。もちろん間違ったマウントを購入しないのはもちろんなのですが、現在のカメラには当たり前の「オートフォーカス機能」これはもちろん昔にはない機能なので使えません。しかしAFボタン(設定にもよりますがシャッターボタン半押し)しながらピントリングを回すとピントがあった位置でピカって教えてくれる「電子マウントアダプター」と何にもないマウントアダプターがあります。電子マウントアダプターには設置面に電子極板が埋め込まれている構造になっています。これによりそういった機能が使えるんですね。値段的にはその分少し高いようになっています。実際に僕は電子マウントでないアダプターを最初に買ったのですが、確かにピントが合ってるかあっていないか難しいです。ライブビューも使えないので拡大してピントを合わせれると思ったのですが残念。撮ってみると合ってないことも多々あり「電子マウントアダプターにしておけばよかった〜」って思いました(笑)でもオールドレンズということあって昔の人はこれで撮ってたと思うし、別にピントがしっかり合ってないとダメってルールもないと思うし若干ボケててもいい写真はいい写真と思っているので無問題です(笑)普通のマウントアダプターなら500円程度から購入できるので最初に使ってみて欲しいと思ったら電子マウントアダプターにしてみても?
フルサイズ一眼レフの注意点
上記で説明している通り僕が使っているキヤノン5Dmark2はフルサイズ機になります。その場合フランジバックといってレンズの形状や種類によるとは思いますが、ミラーの部分に干渉する恐ればあります。実際にアサヒペンタックス SMC Takumar 28mm F3.5 M42マウントで無限遠近くでミラーに当たってしまいました(涙)APSC機だとどこにもそんな注意書きがないので大丈夫かと思います。僕の60Dでは問題ありませんでした。
実際に撮った写真
レンズ:PENTAX SUPER-TAKUMAR 55mm F2 ボディ:CANON 5Dmark2
こんな感じです。多少現像で古っぽさ?とか出していますが、柔らかい印象になります。
キヤノンEFマウント用(通常タイプ)
ソニーEマウント用(通常タイプ)
今まさにこれから始めたい方にオススメ!
オールドレンズが使えるカメラを持っていなくって、今まさに始めたい方には手ごろなオススメカメラがあります!まずは気軽に始めてみるのもありですので参考にしてみてください。
価格相場 40,000円くらい