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撮影ネタ

撮った写真に変なグラデーション?原因はフリッカー現象でした。

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先日、念願だったレンズを買いました。EF 50mm F1.2の明るいレンズです。今月号のカメラ雑誌「デジタルカメラ」の特集が大口径レンズだったのがまずかったですね。(笑)前々から考えてはいましたがやはりf1クラスのレンズが今は当たり前に他社からもいいレンズがたくさん出てきていますからね。特にF1.4は一番多いですね。シグマのアートラインがその位置付けにいます。その中でも少し古いですがキヤノンのF1.2クラス、代表的なのは(てかそれしかない?)50mmと85mmですね。もともとカールツァイスの50mmは持っていたのですが良くも悪くもマニュアルフォーカス。片手撮影には向かず子供や急な動きにも対応できず悩んでいました。。それで満を辞してこの度ついに買っちゃいましたー!(笑)

 

やったー!大口径レンズ!ツァイスも重た買ったけどこれも重たい。。実際にカメラにつけると太く重厚感もありました。(通称デブレンズ)オートフォーカスはというと、めちゃくちゃ早くはないものの、以前はそもそもなかったので十分使えるレベル。夜に届いたけど早速身近なものでテスト撮影して見たところ、ある事件がおきました。

実際に撮影した写真がこちら。現像処理はせずそのまま生の状態です。ホワイトバランスはオート。Avモードで露出0で撮りました。みなさんわかりますか?

別の写真がこちら。気づいた方もいると思いますが2枚にある共通点があります。よーく見ると...

変なグラデーションがいるー!

そうなんです。黄色っぽいグラデーションのようなものが写り込んでいました。初めてみたので分からず、今までにもこの部屋でなんども撮影はしたことはあったのですが、こんな症状は出たことがありませんでした。なんだと思いますか?答えをいうと

フリッカー現象です。

どんな症状かというと、蛍光灯などの光は肉眼では見えないほどの速さで点滅を繰り返しています。シャッタースピードが早いとその点滅の瞬間を捉えてしまい写真に写ります。クリップオンストロボでもカメラにつけると1/250以上早くできないようになってたりしますが、それはそれ以上早いとこのように光が追いつかなくなるからですね。今回そうなってしまった原因としてAvでF1.2(開放)で撮影したことにその原因がありました。シャッタースピードを見て見ると1/500でした。そりゃーなりますね。。今までここまで明るいレンズはありませんでしたからそんなシャッタースピードが早いなんて考えていませんでした。

このような場所でフリッカー現象に合わないようにするための対処法は

一つは、ストロボを利用する。その際に家の蛍光灯などは消したりするとより理想ですね。もし点けたままだと何枚かに一枚はこのような写真になっているかもしれませんのでできれば消すなどしてストロボ撮影するといいと思います。

もう一つは、シャッタースピードを1/60に設定すること。これくらいまで落とせば問題ないと言われています。今回の件で僕も勉強になりました。でもF1.2の世界にどっぷりハマりそうです。開放ってやっぱり気持ちがいいものですね。ボケがより引き立ち見せたい部分がはっきり出るので好きなレンズになりそうです。購入前にはいろいろ他の使っている人のレビューや感想など調べていると「魔性のレンズ」など「クセ玉」など書かれていてよりワクワクしました。早くフレア入れて撮って見たいです。

 

 







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