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写真の基本!F値・シャッタースピード・ISO感度を分かりやすく解説

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今回は、今更かもしれませんが、写真を撮るにあたって必要不可欠な基本「F値・シャッタースピード・ISO感度」についてお話ししようと思います。写真って光のセンサーに取り込むことによって映し出されます。ざっくりしていますがそのバランスが非常に大切です。

せっかく一眼レフカメラやミラーレス一眼を購入する人が増えていて僕のブログでも紹介しています。今までは自動モードでしか撮ったことない!って人もぜひチャレンジしてみてください!

F値(絞り値)について

F値(絞り値)の数字が小さいほど被写界深度(ボケ味)が浅くなりボケ感が強くなります。被写界深度とはピントの幅です。浅いという表現は例えば花びらにピントを合わせた場合、仮にF1.8などで撮影したとしたら茎や背景はボケボケになるということです。ここでの表現として「絞りを開ける」や「開放にする」などと表現する場合はそのレンズでのF値が一番数字が小さいことを指します。レンズの中では光を通す穴の大きさが広くなったり狭くなったりしています。開けるとは単純に穴の大きさが広くなってるということなので、そんなイメージをするとわかりやすいと思います。

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シャッタースピードについて

シャッタースピードは、その名の通りなのですが、シャッターが切れる時間です。単純に早ければ早いほどブレも少なくなり手ぶれや動いているものを撮る時もピタッと止まった写真が撮れます。だからと言って早ければいいというわけではありません。状況によって室内や深い森の中などで早い設定のままだとシャッタースピードが早すぎて暗い写真になったりします。あくまで状況に応じて、また撮りたい被写体に合わせて適正なシャッタースピードを設定します。動くものといっても、車やバイクは早いですし、動物でも犬や猫も動き回るのが早いですよね。それに対して牛や亀はゆっくりだし、止まってるものだった場合だったら手ぶれしない程度のシャッタースピードであえればそれで十分です。(その時はちゃんと脇締めて!)水などを撮る時も「バッシャーーン」って水滴まで撮りたいのか、流れているイメージなど撮りたいのかによっても全然違うと思います。

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ISO感度について

ISO(イソ)感度については、デジタルだから任意の数値を設定できます。フィルム時代の場合はフィルムをISO100とかISO400とか選びますがデジタルカメラの場合その数値を任意で設定できます。単純に機械的に明るさを調整?補ってくれます。この数値が大きいほど明るくはなりますが、写真が粗くなります。この数値が少ないほど暗くなりますが、綺麗になります。これは年々デジタルカメラの性能が上がってきていて高感度カメラが続々出ています。なのでここ最近の新しいカメラだったらある程度高感度でも荒れるレベルもよくなっているんじゃないかと思います。

 

わかりやすいイラスト

 

今回、「ハンブルグ」さんのブログからわかりやすいイラストがあったのでそれを参考にします。上記で説明した通りなのですが、左上からF32だと穴が小さいですよね。右に行くにつれてF1.4まで行くと開放になり背景がボケていますね。シャッタースピードも左が早く、右が遅くなっているので走ってる人もブレブレになっています。ISO感度も右は粗粗ですね。このイラストめっちゃわかりやすいと思います!

最後に...

今回、今更ですが、基本に触れてみました。いかがだったでしょうか?このイメージができるのとできないとでは結構違います。自動モードでも、カメラがどんな設定で撮ったのかも見るのもいいです。何を被写体にするかで自分の好きなように撮れると楽しくなります。ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 







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