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道具があれば意外とカンタン?花のしずく写真にチャレンジ!

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みなさんは幸せのしずくという写真集で有名な浅井美紀さんをご存知ですか?花びらにしずくを落として向こう側の花などを写り込ませた写真だったり小さいアリに水滴を吸わせたりしている作品でどれも素敵ですね。僕も初めて作品を見た時感動しました。

で、影響を受けやすい僕は早速やってみました(笑)

なんとなくこれだけあれば大丈夫かなと必要なものを集めてみました。

オススメのカメラ(APSC機)

別にフルサイズ機でもいいのですが、今回はよりセンサーサイズが小さいAPSC機がオススメです。画面にあらかじめ大きく出るのでピントなど合わせやすいと思います。僕は60Dという古いデジタル一眼レフの機種を使っていますが、ミラーレスでも全然撮ることができます。もしフルサイズでされる場合は「あれ?全然寄れない」と思うかもしれませんが、現像時にトリミングなどすれば結果同じことかと思います。

キヤノンM5
新しくM6でも、もちろんいいのですが、M5の方が自分が実際に使ってみて操作性などもいい感じでした。一眼レフにも負けないほどのAF(オートフォーカス)でメイン機として使っている方もいますね。値段は現行ということもあってまだ8万以上はしますがいいカメラです。

 

キヤノン M3
キヤノンのミラーレス機では現行モデルです。EFマウントアダプターを用いればキヤノンEFレンズも使えるので、キヤノンの一眼レフカメラのレンズを持ってる方はサブ機としてもオススメです!今は4万円ほどで買えますね。とりあえず手軽に始めたい方などはこれからでもいいと思います。

キヤノン M2
別に現行品でなくてもいいって方は前の型のM2ってのもあります。こちらだと3万ほどになりますが、他のと何が違うかというとバリアングルモニターといってプレビューが見れるモニターが上下に動きます。これによってマクロ撮影など姿勢が低い位置や高い位置など容易に確認することができます。結構前のモデルなので新品だと残り数台程度かと思うのでお早めに。

 EOS Kiss X9i
一眼レフカメラだったらこちらなどどうでしょうか?はじめてのママカメラで有名です。スマホのように画面タッチでピント合わせ、M3のようにバリアングルモニターなので使いやすいと思います。

これがないと始まらないマクロレンズ

これが最も大切なものになります。今回の撮影はこれがないとはじまりません!(笑)注意点ですが、一眼レフとミラーレスではレンズのマウントが違って使えないので自分のカメラに合ったマクロレンズをご購入ください。ちなみに僕は、タムロンのマクロレンズの名機!通称「タムキュー」を使いました。これはかなり安価の割にいい仕事してくれるので大好きなレンズです。

選ぶポイント

マクロ撮影って実際にやってみるとピントやブレがかなりシビアなんですね。その為手ブレなど極力抑えるためにシャッタースピードを早めたり手ぶれ補正などが付いているレンズを選ぶことです。シャッタスピード優先で早く撮りすぎても暗い写真になるか絞りが開放になってすごく浅い写真になるので手ぶれ補正がついているレンズにこしたことはありません。

タムロン90mmマクロレンズ

キヤノン35mmマクロレンズ(LEDライト付き)
もうひとつ一眼レフ(APS-C)の方でオススメなのがこれ!これが凄いところはレンズの周りにLEDライトが埋め込まれており明るくなり手ぶれにも強いレンズです。これさえあればグングン近づいていい写真が撮れそうです。

キヤノン28mmマクロレンズ(LEDライト付き)
EOS Mシリーズの方はこれがオススメ!最近発売したミラーレス機でマクロに特化した新レンズ!上記の35mmと同様LEDライトがレンズに付いていてライトON!にすると明るくシャッタースピードが稼げるので容易に撮影できます。

 

三脚で確実にピントを合わせる

マクロ撮影は、結構シビアです。少しのブレも影響があります。肉眼でも確認しにくい小さな世界を撮るのですから三脚を必ず用いて撮ることをオススメします。前回三脚のご紹介をしたと思いますが、カメラの耐荷重をクリアしている小型の三脚などあればいいですね。

 

あなたに合った三脚選び

作品を引き立てる水滴用スポイト

スポイトなら何でもいいと思ったら大間違いなんです!(笑)これも二番目に大切なものです。普通のスポイトだと水滴が大きすぎて花びらに乗せてもすぐポロっと落ちたりします。なのでオススメはアロマオイル用?の注射針級に細いスポイトです。水滴マクロにマストなアイテムなので要チェケラしてください。

光を補うためのLEDライト

これは何に使うかというと、水滴に照らすと「キラリ」と光ってくれる役割をします。あってもなくてもいいオプションですが、あるとより素敵な写真になると思います。ライト自体は何でもいいと思いますが白いLEDライトの方が明るくて綺麗だと思います。

主題の花と背景用の花の2輪用意する

そして主役の花を2輪準備します。基本的に何でもいいと思いますが、いろいろ試した結果種類によっては水滴を乗せても「ツルン」って何度やっても落ちてしまいます。。。やってみたらわかりますが、なかなか思うように水滴が乗ってくれません。その時に使うのが「グリセリン」という代物です。見た目は無色透明なのですが、少し粘り気があるので思い通りに水滴が乗ってくれます。お近くのドラッグストアー等にも売ってると思うのでぜひ使ってみてください。

実際に撮った写真がコレ

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こんな感じです。毎回花を買うのもアレだったので、近所のお花畑などで行うといいかもしれません。撮り方としてのアドバイスはそこそこ絞らないとピントが浅すぎてよく分からない写真になります。シャッター速度も手持ちなどであれば最低1/100前後になるのでISO感度で補ってください。もし小型の三脚などあれば用いて撮影する方法がオススメです。以上になります。ぜひチャレンジしてみてください!

撮影設定(参考)

これはAPS-Cの一眼レフも上記でも紹介しました「キヤノン35mmマクロレンズ(LEDライト付き)」で撮影した写真です。設定ですが昼間で向こう側に自然光が見えて明るい場所だったのですが逆光だったのでレンズのLEDライトをONして撮りました。

F8 / シャッタースピード1/500 / ISO感度1600

 

 

わかりやすく浅井美紀さんが教えてくれる動画

 

ちなみに浅井美紀さんが絶賛するマクロレンズについての記事はこちら

水滴写真家で有名な浅井美紀さん。過去の記事でも何度かご紹介しましたがある雑誌を読んでいて写真家が選ぶマイベストレンズのコーナーで浅井美紀さんがおすすめするレンズが気になったので今回書いてみようと思います。特殊レンズが別世界を作り出す!さっそく今回の本題、浅井美紀さんのマイベストレンズはMP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト(Canon)こんな感じのレンズですが、普通のマクロレンズと何が違うかというと、等倍から5倍まで行けるレンズです。わかりやすく言うと通常のマクロレンズよりも更にめちゃくちゃ寄れちゃうレン...







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