今更ながら気づけば1月も終わりそうで、なんだかんだ今年一発目の記事になってしまいました。。ネタはたくさんあるのに中々執筆に時間がかかってしまって。。今年はもうちょっとマメに記事が書けたらと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
さて、世の中は完全にミラーレスがデフォルトになってしまいましたね。Canonの先日ある記事でエントリー機以外は一眼レフ機を作りま宣言をしたとか。。売れる見込みのない商品は作りませんよね。。また、そうなってくると、カメラに備わっているUSB関係の端子も古いままで、今まで来ていた機能が周りの環境が進んでしまうと使えなくなってしまってくるので、どっちみち時代と共に買い替えを余儀なくされることになるんですよね。。
昨年末にかけて、CanonのR6とSONYのα7Ⅲと購入してみました。最初にα7Ⅲを購入したのですが、仕事上でストロボを使う機会が多いためホットシューの接点部分の不具合などいろんなことを考えたらやはりCanonの方が僕は安定するとなったので、後買いでR6を追加購入することになりました。SONYのホットシューの不具合についてはネットで検索するとイルコさんが激怒しているyou tubeが上がっているので是非チェックしてみてください(笑)
ってことで、メーカ別のミラーレスカメラが2台揃ったということで、マウントアダプターを購入することになったのですが、せっかくなので色々比較できたらと思いました。
レンズは、基本はCanonユーザーなので大半はEFレンズしか持ち合わせておりませんので今回は全てEFレンズで行います。
ちなみにマウントアダプターは、マウント(カメラの根本部分)の異なるボディとレンズを接続するアイテムです。なんと言ってもマウントアダプターの魅力(ミラーレス機のメリットとも言える)は、使える交換レンズの種類が格段に増えること。対応しているマウントアダプターを使用すれば、カメラボディはSONYでもCanonのレンズも使える!他にも安価で買えるオールドレンズを使用することも可能になります。(被写界深度のサポート表示もあるので、マニュアルだけど大体のピンと位置が見えます)
比較テストをする機種、製品の紹介
<カメラボディ>
・Canon EOS R 6
<マウントアダプター>
・Canon コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R
・K&F concept KF06.467(キヤノンミラーレス→キヤノンレンズ)
<カメラボディ>
・SONY α7Ⅲ
<マウントアダプター>
・SIGMA MC-11
・K&F concept KF06.466(ソニーミラーレス→キヤノンレンズ)
<テストするレンズ>
・EF24-105mm F4
・SIGMA art 50mm F1.4
・EF85mm F1.2Ⅱ
以上をそれぞれの組み合わせでテストしようかと思います。比較するにあたって自分的な感覚にはなりますが、比較項目を設けようと思います。比較する内容は主にAF性能が中心です。
①シングルAF(25点満点)
静止しておる被写体の際に使う最も定番のAFモードです。
②コンティニュアスAF(25点満点)
動く被写体に追尾してくれるAFモードです。連写なども使って何枚ピントがあい続けたかなど比較します。
③瞳フォーカス(25点満点)
両カメラボディに備わっている機能の瞳を認識してAFする機能です。
④安定性(25点満点)
カメラとの相性など比較します。途中で不具合が生じないか、固まってしまわないかなど検証してみます。
以上の項目を各25点満点で評価して数字化してみたいと思います。
EOS R6での総評
Canon コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R
▼テスト結果
- シングルAF: 23/25点
- コンティニュアスAF: 23/25点
- 瞳フォーカス: 22/25点
- 安定性: 25/25点
- 合計: 93/100点
▼コメント
一言で言うとさすが純正ということで安定性はもちろんですが、機能面も間違いないです。今回は自分が持っているのはコントロールリングのあるタイプですが、コントロールリングがないものもあります。ファンクションボタン機能で任意の機能が振り分けることができます。例えばですが、僕は今はISO感度を調整するのに使っていてリングを回すだけでISO感度を上げたり下げたりできます。どっちか迷った場合はコントロールリングのあるタイプが絶対おすすめです!値段相当のメリットは十分にあると思います。ただ、純正価格。。Amazonでも23,000円ほどはします。。。さらに入荷待ちのお店も多く2週間〜1ヶ月程度は届くまでにかかる可能性があります。
K&F concept PRO KF06.467
▼テスト結果
- シングルAF: 22/25点
- コンティニュアスAF: 22/25点
- 瞳フォーカス: 23/25点
- 安定性: 23/25点
- 合計: 90/100点
▼コメント
純正までとはいかなくとも性能面での不満は特にありませんでした。オートフォーカスも問題ないレベルといった感想です。操作面、剛性感の仕上がりも良い感じ。狙った場所にピタッと固定します。マウントアダプターにアルカスイス互換の台座がついているのでいちいちカメラにクイックシューを付け外ししなくてもマウントアダプターに三脚を固定できるのでコンパクトさ重視する人などには絶対おすすめ!これでも値段が1万を切るので驚きです。。
α7Ⅲでの総評
SIGMA MC-11
▼テスト結果
- シングルAF: 23/25点
- コンティニュアスAF: 23/25点
- 瞳フォーカス: 23/25点
- 安定性: 23/25点
- 合計: 92/100点
▼コメント
最初にSONYのマウントアダプターをネットで検索した時に高い人気があったのはこのマウントアダプターでした。シグマのレンズはもちろんでしたが、キヤノンの純正レンズも正常に動作していました。瞳フォーカスもバッチリです!普段最も使うシングルAFだけは高速ってほどではなかったかな。。Amazonで25,800円となかなかのお値段になりますがSIGMAのレンズをお持ちの方でシグマファンには間違いない一択ですね(笑)
K&F concept PRO KF06.466
▼テスト結果
- シングルAF: 23/25点
- コンティニュアスAF: 22/25点
- 瞳フォーカス: 22/25点
- 安定性: 22/25点
- 合計: 89/100点
▼コメント
こちらもコンティニュアスAFはしっかり追尾していました。前の型はどうだったかわかりませんが、新しくなって進化した感じはありました。ネットでは暗所に弱いとありましたが、夜の暗い部屋でも撮影してみましたが、そこまでの不満は感じませんでした。新品で大体17,000円くらいなのでSIGMAのよりはコストパフォーマンスが優れています。さすがというう感想です。
まとめ
今回手持ちのミラーレスを使って色々比較テストしてみました。やはり比べてみないと、これが普通なのかどうなのかってわかりませんよね。実際にやってみて、純やネット上で評価の高い製品ももちろん間違いはなかったのですが、K&F conceptさんの製品も同等のスペックでのコストパフォーマンスはグラっときましたね。正直そこまで変わらず安定するなら、そういった選択もありだと思います。浮いたお金でまた違いカメラアイテムの購入に当てることもできますので!今回は割愛しましたが、このマウントアダプターって結構奥が深く、手ブレ防止機能が使えるものかによっても値段が全然変わっています。また、極端に安いものはAF機能に対応していなので注意してくださいね!最近は位相差AFに対応のマウントアダプターもあるので、どんどんこちらもミラーレス一眼の需要と共に進化していますね!