世間で話題のフィルター「ブラックミストフィルター」を使ってみました。いろいろ調べてみると日常を映画のワンシーンのような雰囲気で撮影ができると書いてありますね。最近の旬の写真テイストはハイライトやシャドウ部分を抑えた質感が人気ですよね。そういった質感をより自然におしゃれに(今風で言うとエモい?)写真になるという感じでしょうか?それに雨の日の写真だとその効果をより発揮!今からの梅雨の季節にぴったりのフィルターです。写真撮るのに雨の日が待ち遠しくなるのは初めてでした(笑)
主な機能や特徴
光源がふんわりしシネマティックな雰囲気になります。ブラックミストとは湿度を感じるようなウエットな質感が得意です。夜のスナップ、特に雨が降って路面が濡れている時などに抜群に力を発揮します。1/4と1/8が出ていますが、光の拡散効果の違いで1/4の方がふんわり感が強く出ます。ほどよくであれば1/8の方が自然な感じではあると思います。その辺は好みと用途に合わせて使い分けてもいいと思います。
<作例>晴れの日の昼間
※画面をタップすると大きく見れますのでご確認ください。
まずは、晴れた日の近所の公園に撮りに行きました。使用したレンズはよくある画角の標準レンズです。広めの広角から標準域まで撮ってみました。撮り方として太陽の光が入るように意識しました。上記でも説明した通りフワッとした雰囲気で木々などが現像的に見えます。わかりやすく雰囲気を出すなら1/4がいいですね。現像は基本的な調整と露出程度なので、明瞭度やかすみ除去などは使用していません。あくまでフィルターのみの雰囲気です。
<作例>晴れの日の夜
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夜の繁華街でのスナップ撮影をしてきました。信号や電飾看板などを被写体に入れると効果がわかりやすいですね。じわっとした雰囲気で独特な仕上がりになりますね。撮った瞬間に驚きました。それぞれ比べてみると、好みにも寄りますが、1/8の方がほんのりかかってる感じで自然の範囲かなっと思います。1/4の方が効果が分かりやすく出るので現像で微調整するのであれば、1/4の方がブラックミスト感があるように思いました。ポイントとしては光源がありきですので、このように賑やかな繁華街などだとストリート感があって人も映り込むと物語ってるように思いますね。
<作例>雨の日の夜
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最後に待ちに待った雨の日の夜です。傘をささないといけないレベルの雨でした。濡れた路面、帰宅ラッシュの車のヘッドライト。いい雰囲気満点です。信号機の赤と青も路面に反射して一色になりました。また、雫たっぷり草もヘッドライトや水滴の霞がかったボケ感がとてもいい雰囲気でした。こんなに雨の日の撮影が楽しいのは初めてでした。できれば雨上がりの時に撮りたかったですね(笑)防塵防滴にカメラの方はいいですが、もしそうでないカメラの方はあまり無茶せずに。。。カメラが壊れますのでタオルを巻くなど工夫してくださいね。
ブラックミストフィルターの比較について
1/8は逆光気味の撮影に最適に対して、1/4は順光の時に適しています。また使用するレンズについては、中望遠や望遠レンズだとソフト効果が強く出て、逆に広角だと効果が弱まります。うまく使い分けてみてください。あとは夜などのシチュエーションでは光源をうまいこと見つけて活用してみてください。上記の参考のように車のヘッドライトや信号機など身近なものでも十分効果が見られます。今回は用意できませんでしたが、人物でのモデル撮影でもナチュラルな霞がかった雰囲気でとても良い写真になりました。ぜひモデル撮影でも大活躍しそうです。
おすすめの現像ポイント
参考の写真のように仕上げるにはもう一工夫が必要です。お使いの現像ソフトで編集可能だと思います。それは「トーンカーブ」でポイントカーブ(RGB)の左下の暗い領域(ブラックポイント)を上に起こしてあげることでマットな仕上がりになります。こうするとより映画っぽくなるのではないでしょうか?細かい調整等はご自身の好みに合わせていろいろやってみて自分風を見つけてみてくださいね。
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コピーが上手く出来ない場合はXSNR5G6L
を入力してください。
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