皆さんは春に天の川が見れるのを知っていますか?実は見れるんです!意外に知られていませんが3月下旬ごろだったら夜中の4時前後が見頃で快晴時には満点の天の川が見られます。夏ではなくこの時期だからいいというメリットもあります。一つ目は天の川の位置が低い位置に見えれるので景色の一部として撮影ができる機会が多いです。二つ目は夜中になるので人も少なく落ち着いて撮影ができるという点です。
趣味でカメラ始めた人も一度は撮って見たい天の川。実際に肉眼で見ても綺麗で感動するのですが、やはり写真で撮ることによってより肉眼では見えなかった細かい星の粒子も写ってより感動度も増しますもんね。実際には写っているのにネットやSNSなどで見る写真と「なんか違うなー」とか思ったことありませんか?もしくは、うまく現像ができない。なんか違和感のある写真になったとか経験ありませんか?今回はより自然に天の川が引き出す現像方法を伝授します!この方法を知ればあなたの撮った写真もびっくり綺麗な天の川が写っていることも知れると思います!
現像前の撮影した写真(RAW)
まずは、現像前の写真がこちら。暗くてよーく、よーく見たら天の川?っぽいのが写っているような気がしますね。。w
でも大丈夫!ちゃんと天の川が写っています。この状態から眠っている天の川を起こしていきます。その前に注意点。記録ファイルはjpgでもある程度はいけると思いますが、できれば「RAW」の方がやり引きだせます。あと、普段使っている現像ソフトがAdobeの「Lightroom Photoshop」になりますので今回はそのソフトを用いて説明しますが、参考になる部分もあると思うのでぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
撮影時の設定は?
まずは素材となる写真の撮影も非常に大切で天の川がしっかり写っていないともちろん起こすこともできません。なのでちゃんと撮影しているかも大切なんです。今回撮影した写真のExif情報は
絞り:F2.8
ISO感度:2000
です。レンズはEF16-35mm F2.8になります。
星空撮影には広角レンズが必須になりますし明るいレンズの方がより鮮明に写ります。現像もですが何でもいいってわけではなくある程度の機材的な条件は必要になります。ここまで広いレンズでなくてもある程度広角よりであればアイデアでカバーすればいいので頑張ってください。
解説動画
さて、無事撮影で済んだらいよいよ現像に入っていきます。解説動画を作りましたのでぜひご覧ください!
どうですか?わかりました?結構変わったでしょ?それでいて自然じゃありませんか?写真に関しては多少好みもありますが、僕の好みに仕上げました。あくまでこれを参考に自分なりにアレンジしてもらってください。
今回撮影した場所
石川県は奥能登エリアにあります「真脇遺跡」という場所です。広い草原の中にポツンと佇む遺跡は天の川の撮影にぴったりでした!車で行く場合は駐車場などは特に見当たらなかったのでできるだけ邪魔にならないような広いスペースに一時的に止める形になると思いますので注意してください。
他のおすすめスポット
他にも天の川との相性抜群の撮影スポットがあり奥能登天の川3選とも言われていますのでぜひ合わせて行って見てください。車で移動するなら近いのでハシゴも可能だと思います。
◯見附島
◯恋路海岸
他の現像方法も紹介中!
今回紹介した天の川の現像方法以外にもいくつか紹介していますので、ぜひそちらもご覧いただけたら嬉しいです。