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現像ネタ

X-Pro3 以外でもフィルムシュミレーションのクラシックネガが適用できる!

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昨年末からフジが賑わいを見せていますね!昨今のフィルムブームでX-PRO3が気になっている方も多いのではないでしょうか?僕もその一人です。

その理由の一つでもある「フィルムシュミレーション」で今回から新しく加わった「クラシックネガ」です。今までのフィルムシュミレーションにはないくらいネガフィルムに自然に寄せているような気がします。実際にデモ機などで使っていても楽しく撮影できます。さらに今回、背面モニターをあえてなくすことでデジタルカメラなのにフィルムカメラのように撮った写真は後からのお楽しみに♩感覚になります(笑)

さて、今回の記事の本題でもあります。X-PRO3以外のカメラでもクラシックネガが適用できるというお話。先日フジフイルムのメーカーさんから直接商品説明を聞く機会があったのですが、そこでのお話で他の機種でも使えるのか?という質問に対して同じセンサーなら物理的に適用できなくはないという回答でした。もしかするともう少し時期を見ればアップデートのタイミングでクラシックネガが追加されるかも知れませんね!ただ今すぐ使いたい!って方もいるかと思いますのでそんな方向けに裏技を見つけたのでご紹介します。

予め試した結果としてLightroom系などはいくつかのフィルムシュミレーションはあったのですが、肝心のクラシックネガはまだ非対応でした。これも今後は追加されるかも??そして、さっき書いた通り同じセンサーの機種に限りますのでご注意ください。(X-T3、X-T30のみ)

※2020年2月のアップデートでLightroomでもクラシックネガが対応されましたので最新バージョンにアップデートしてください。

Capture One Express for Fujifilmダウンロード

Capture Oneという有名は現像ソフトですね!フジとソニーは無償版は配布されています。扱える機種はそれぞれ限られていますが無償でキャプチャーワンが使えるってすごいことですね!注意する点は今回ダウンロードするのは「Express」がついた無償版です。

公式サイトにアクセスします↓

上記の「無料ダウンロード」をクリックします。

赤く囲っている方を選択します。右はソニー版です。

簡単なアンケートなどがありますので入力後ダウンロードが開始されます。登録したメールアドレスにもライセンスコードなど送られます。しかしやってみて分かったのですが、なぜかCapture One20だとどんだけやってもダメでした。。結果辿りついた答えは一つ前の旧バージョンなら行けたということです。今回やりたいクラシックネガは旧バージョンでも行けましたのでご案しください。

やり方は、その後に「マイアカウント」にログインして「download Capture One」という項目がありますのでそれをクリックします。

上記画面のようになりましたら赤丸で囲った旧バージョンのダウンロードへとクリックします。

そしてCapture One12をクリックします。WindowsかMacかはそれぞれ環境に合わせてダウンロードください。

Capture One Express for Fujifilmインストール

ダウンロードが完了したら続けてインストールに入ります。

ややこしいですが、「その他のオプション」を選択してください。

ここで「Express Fujifilm」を選択してください。そこまでできれば基本画面に切り替わります。

クラシックネガを適用してみる

早速、RAWで撮影した写真にクラシックネガを適用してみましょう!現像項目の「カラー」を選択して「カーブ」を選択します。すると一覧画面に「Fujifilm CLASSIC NEGATIVE」が現れていると思います。あとは簡単。それを選択するだけでフィルムシュミレーションが適用されます。もともとのjpgとExpress Fujifilmを使ったものを見比べるように参考写真の載せておきます。

X-PRO3でカメラ撮って出しのクラシックネガ

Capture One Express for Fujifilmでクラシックネガを適用

ホワイトバランスなのか色味が異なっているようにも見えますが、X-PRO3のボディ内の設定の色味を少し変更しておりますが、全体的な雰囲気は公式だけあってかなりクラシックネガに見えますね。確かにフジといえば撮って出しで十分自然な色味やフィルムのように仕上がるのでRAW現像要らずが強みで趣味カメラとして人気があるようなのですが、あとからじっくりどのフィルムシュミレーションを楽しもうかという方でもデジタルカメラのいいところなので全然ありだと思います!

まとめ

今回、話題のX-PRO3以外の機種でもフィルムシュミレーションを楽しみたいって方向けの記事を書きました。フジの綺麗な色味はいいですね。そういえば冒頭に出てきたメーカーさんは昔のフィルムカメラでいろんなカメラメーカーさんがフィルムカメラを出していましたが中身のフィルムはウチが作っていたので写真の色味のデーターに関しては強いですとおっしゃっていました。いろんなところからフィルム風プリセット やフィルム風現像など目にする機会が多いですが、フィルムはフィルムで撮るからいいのであってデジタルカメラもデジタルの良さがあると思いますのでその強みを前面に活かせたらもっと楽しいと思います。今回のフィルムシュミレーションも風かもですが、ちょっとフィルムで撮影しているように慣れればと思います。







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