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霊峰白山に行って冬の撮影の大敵!結露防止におすすめな方法と対策!

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白山

ここ地元では「霊峰白山」が有名です。この冬の白山が一望できるスポット西山へ行ってきました。地元新聞社や白山を撮る方などはここから撮るのがベターみたいです。初めて行ってきたんですけど、案の定迷いました。(笑)途中まで車で行けるのですが、基本歩きです。

白山高山植物園/駐車場までの行き方

今回はここ「白山高山植物園」の駐車場まで行ってきました。別名「白山パノラマ公園」?ともいうみたいです。1月初旬でここまで来るとさすがに雪が積もっていて23時くらいで気温-6度近くまで冷え込んできて、ダウンなどかなり着込んで吐いたんですけど、体感でもかなり寒かったです。(ニットの手袋でも指先キンキン)冬場は上記マップで白峰クロスカントリー競技場まで車で行ってから1時間くらいかけて登ります。(早い人だと30分らしいですが...)車でもいけるんじゃないかんと思ったのですが、カントリーコース(林道コース)にもなっているのでスキーやスノーモビル用に圧雪してありますので車で行くことはNGかと思います。途中幾つか分かれ道があってどの道が正しいのか迷います。でも、大きい道を登る方向に上がっていけば自然と繋がると思います。そしたら大きな駐車場(雪なので広場?)があって目印に石碑みたいなのがあります。途中後ろを振り向くと白山が見えてきて、その時点ですでに感動。もうここで撮ってもいいんじゃないかとも思うんですけど、行ってみた感想は「ここまで登って良かった」と思うくらい絶景が待っていました。

防寒対策について

さて、今回のテーマであります「結露防止の方法と対策」についてですが、この時、カメラに対してほとんど全くカメラの防寒対策をしていなかったのです。正直なめていました...。一緒に行ったカメラ仲間はレンズ内が曇って撮影を断念。せっかくここまで来たので撮れないという悔しさ。僕も気づくと三脚やカメラバックもカチコチになっていて「ヤバい」と思うくらい焦りました。ここで問題は帰りです。下山後車に戻り寒いといって暖房MAXに入れるとヤバいです。キンキンに冷えたレンズを急に暖かい場所に持っていくと「結露」します。どうゆう事かというとレンズ内に水滴ができ、そのまま放っておくとカビができたりしてレンズがお釈迦になります。

そうならないために今後のためにあるものを購入しました。

それは「レンズヒーター」です!

極寒の地での撮影中にレンズの周りに巻きつけておくと適温に保ってくれて結露を防止してくれる優れものです。これがあればまだ安心して撮影が行えますね。代用策としても「巻きポカ」という本来手首や足首に巻くタイプのホッカイロなんかもありますので、それでもいいと思います。

そして僕がおすすめするレンズヒーターをご紹介!実際に今回選んだポイントは、

・コストパフォーマンス
・充電方法
・使いやすさ

上記の条件を総合的に満たしてくれたのがこちら

 

これのいいところのポイントは、まず値段が2,000円代で済むこと。充電が電池ではなくUSBで行えること。カバーサイズが大きいので扱えるレンズの幅が広いことです。なぜ充電が電池ではなくUSBがいいのかというと。スマホなんかでもそうですが、今やポータブル充電池が安価で買える時代。どこでも充電できる方法としては電池よりも利便性が高いからです。大容量で安価なおすすめのもは「Anker(アンカー」ってところがいい!めちゃくちゃ安いだけでなく容量がハンパねー!おすすめの「Anker PowerCore 13000」は13000mAhもあってiphoneの充電であれば5回分に相当します。マメに充電しておかなくても安心して仕えます。

 

もし購入するならセットがおすすめ!モバイルバッテリーをお持ちであれば、お持ちのものでもOKです!もうひとつおすすめなのが、「ドリンクウォーマー」です。本来ホットドリンクの保温用に使うものらしいのですが、代用が可能でこっちも同じくコスパ良し(1,500円程度)USB電源です。幅こそあれですが、十分補えるレベルです。一応注意点として77mm径までのレンズであれば問題なく使用できるとレビューで書いてありますが、もし77mm径以上のレンズだとつけられない可能性もあります。

その他の対策について

レンズはこれで大丈夫だとして、カメラボディも心配ですよね。ボディだって電気製品。あまりの寒さに動かなくなったと聞いたこともあります。一応対策として、撮影中は乾いたタオルなどでぐるぐる巻きしてできるだけ暖をとるだけでも全然違います。人間は寒さを感じることができますが機械は何も言ってれませんのでできるだけ気を使ってください。三脚も同様、あまりの寒さに折れたって話も聞いたことあります。

もう一つはカメラのバッテリです。極度の寒さだと電池の消耗が異常に早いです。撮影前はポケットに入れておくかホッカイロなどで温めておいて撮影時に装着して使うことがベストです。予備バッテリーも同じようにして温めておいてください。毎回ホッカイロなど買うのが手間な方は電気式ホッカイロがおすすめです!これも充電式で何度でも使用が可能です。

 

もし結露しそうと思ったら

極寒での撮影後車に戻ったら気づかないうちに結露してしまうこともあるかもしれません。そうならないための方法として、理屈からいうと湿気が原因になるので除湿してあげればいいんです。できるだけ密室になるようにして除湿剤を入れておきます。そうすることで自然に中の湿気がなくなります。金銭的に安く済む方法として有名なのはレンズが入る大きさのジップロックに除湿剤を入れるだけ。別にカメラ専用のものでなくてもOKです。要するに除湿環境を作ってあげることですので!

まとめ

冬は空気が澄んで夜の夜景や星空がくっきり見える季節。被写体に星空なんかも入れて長時間露光や比較名合成も楽しみたい季節ですよね。自分の防寒対策はもちろん万全かと思いますが、カメラ、レンズにもきっちりとした防寒退散をして臨むようにしましょう!

 







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